割り当てる
割り当てる投票は、ドット投票とも呼ばれます。限られた資源をどう使うかを決める際に、優先順位を明らかにできます。各参加者には決まった数のポイントが与えられ、選択肢に配分します。ある選択肢に多く配分すると、ほかの選択肢に使えるポイントは少なくなります。
割り当てる投票を使う場面
時間、資金、労力などの資源が限られている場合に使います。たとえば、次のような用途に適しています。
- 次の計画期間に取り組む仕事の優先順位を決める
- 参加型予算を複数のプロジェクトに配分する
- 複数の議題に割く時間を決める
- 限られたボランティアの活動時間を配分する
- メンバーが最も重視する改善点を見つける
ポイントは相対的な優先順位を示します。Loomioが自動的に割り当てる量ではありません。ほかの選択肢への支持を減らさずに、各選択肢を高く評価できるようにしたい場合は、スコア投票を使います。
例:年次戦略レビューの優先順位を決める
オーツミルク協同組合は、年次戦略レビューを計画しています。レビューでどの分野に最も多くの時間と注意を向けるべきか、メンバーに尋ねます。各メンバーは10ポイントを受け取り、5つの分野に配分します。参加者が優先順位を選ぶことで、グループ全体の優先順位が見えてきます。
投票を設定する
何を決めるのか、ポイントが何を表すのかを説明します。同じくらいの範囲の選択肢を追加し、1人あたりのポイントを設定します。この例では、各投票者に10ポイントを与え、戦略上の各分野のレビューにどれだけ時間を割くべきかを示してもらいます。

ポイント数が多すぎると、実際以上に細かな違いがあるように見えることがあります。違いを示せるだけのポイントを用意しつつ、選択を迫られる程度に抑えるとよいでしょう。すべてのポイントを1つの選択肢に集中させてもよいか、明示します。
投票する
参加者はスライダーを動かしてポイントを配分します。Loomioには残りのポイント数が表示され、配分が有効になるまで送信できません。

この例では、投票者はメンバーの参加と財務の持続可能性にそれぞれ3ポイント、環境への影響とスタッフの育成にそれぞれ2ポイントを配分し、製品とサービスには配分しません。0ポイントは、その分野に価値がないという意味とは限りません。限られたポイントをほかの分野に使ったことを示します。
結果を読む
結果では、獲得したポイントの合計が多い順に選択肢が並びます。次の項目も表示されます。
- ポイントの割合:配分された全ポイントに占める、その選択肢の割合
- ポイント:配分されたポイントの合計
- 平均:その選択肢にポイントを配分した投票者の平均
- 有権者:その選択肢に1ポイント以上配分した人の数

この例では、財務の持続可能性が最も多くのポイントを獲得し、次にスタッフの育成が続きます。財務の持続可能性には全投票者がポイントを配分しており、レビューに十分な時間を割く必要があるという認識が広く共有されていることがうかがえます。合計ポイントと投票者数を併せて見ると、広く支持された優先事項と、少数の人が強く支持する分野を区別できます。
合計ポイントに加え、投票者数とその理由も確認します。戦略レビューをどのように進めるかを説明する結論を公開します。投票によって時間が自動的に割り当てられることはありません。