シンプルな意思決定の進め方
このガイドでは、ディスカッション、意向確認、最終的な提案、結論を使った一連の進め方を説明します。個々の提案の入力項目や回答の選択肢については、提案をご覧ください。
協働で意思決定を行う文化や実践がすでに根づいている組織も、Loomioを利用しています。こうした組織では、手引きを作成し、実践方法を明文化していることがよくあります。一方、多くの組織はまだその途上にあり、共によりよい決定をするための第一歩を探しています。組織でどうすれば一緒に決定できるのかが切実な課題になっている場合、このガイドが役立ちます。
ストレスや不安を減らし、よりよく、まとまりのある決定を共につくるための3つのステップを紹介します。
3つのステップで進めるシンプルな意思決定
協働によるよい決定が自然に生まれることは、ほとんどありません。多くの場合、誰かがディスカッションを進行し、決定まで導くことが役立ちます。そのため、ディスカッションのスレッドを開始するときは、ほかに進行役がいなければ、その役割を担うことになります。
グループがよい決定をできるよう、次の3つのステップに沿って進行します。
ステップ1 - 話題を紹介し、話し合う
Loomioでディスカッションを開始し、話題を紹介して、会話を始め、人々を招待します。グループが十分に理解したうえで参加できるよう、必要な情報と関連する背景を記載し、全員が目的を理解できるようにします。
何を決定するのか、またはディスカッションでどのような結論を目指すのか、目的を明確にします。
ディスカッションが進むにつれ、多様な意見を出せる場をつくります。従来の枠にとらわれない発想から、よいアイデアや意見が生まれることもあります。建設的で率直なディスカッションを促しながら、共にアイデアを探り、検討します。
同じ人ばかりが発言していないかに気を配り、発言が少ない人にも@メンションして考えを尋ね、意見を出してもらいます。
背景説明の欄に要点のまとめを追記すると、複雑なディスカッションにも参加しやすくなります。

ステップ2 - 意向確認
グループの今後の方向性がまとまり始めたら、意向確認のアンケートで意見を集め、グループがどう受け止めているかを確認します。
「意向確認」は、提案が形になりつつあることを知らせ、参加を促します。解決策がまだ見えていない段階でも、課題を明確にするために使えます。
意向確認は、正式な合意に進む前に懸念を明らかにするのに役立ちます。現在の方向性に納得しているか、質問があるか、さらに時間が必要か、懸念があるかを確認できます。
寄せられた意見を使って、提案を改善し、具体化します。まだ検討が必要な場合は、ステップ1に戻り、意向確認のラウンドをもう一度行うこともあります。
十分な参加が得られると、提案に進む準備が整ったかを判断しやすくなります。

ステップ3 - 提案
ここまで進めると、正式な提案を出す際に、可決される見込みに自信を持てます。
多くのディスカッションが行われ、さまざまな案が出されている場合もあります。投票の選択肢が何を意味するのか全員が理解できるよう、何を決定するのかを具体的に示します。
グループのメンバーが検討し、参加する時間を確保できるよう、提案の締め切りを慎重に設定します。必要に応じて、締め切りはいつでも延長できます。
このステップは、参加者の投票によって合意を正式なものにし、何が決まり、次に何をするのかという結論を示すために重要です。
提案の結果は、決定に至るまでのディスカッションの記録とともに保存されます。

結論
Loomioのアンケートが締め切られると、何が決まり、次に何が行われるのかを全員に知らせるため、結論を設定するよう案内されます。

提案はさまざまな場面で役立ちます
全員が賛成するか確信が持てない場合でも、提案を開始できます。提案は、コンセンサスが得られているときだけに使うものではありません。解決すべき課題を明らかにするためのもので、意見の相違を明確にするのにも役立ちます。