アドバイスプロセス
このガイドでは、アドバイスプロセスの全体を説明します。個々のアドバイス提案の設定方法と解釈については、アドバイスをご覧ください。

自分が下す必要のある決定について、助言を求めます。
影響を受ける人や専門知識を持つ人の助言を踏まえて決定します。そうすることで、組織にとってよりよい決定ができます。
「アドバイスプロセスでは、誰でもどんな決定でも下せます。ただし、影響を受ける人と専門知識を持つ人に助言を求めなければなりません。」― フレデリック・ラルー『ティール組織』
要点
- 自ら決定する自由があります。
- 人々に助言を求めます。
- ほかの人の意見を考慮します。
アドバイスプロセスの手順
問題や機会に気づき、自ら行動を起こします。 1. 決定すべきことと、その決定を担う人を明確にし、影響を受ける人や関係する専門家を招待します。 2. Loomioでディスカッションを開始します。回答形式や期限を定めたい場合は、アドバイス提案を実施します。 3. 投票理由やディスカッションのコメントを通じて、助言を確認し、理解を深めます。 4. 決定を下し、何を決めたか、助言をどう生かしたかを説明する結論を公開します。
利点
- 助言を得ることで、組織にとってよりよい決定ができます。
- 人との関係や学ぶ機会が生まれ、多様な意見を取り入れられます。
- 自発性と創造性が高まり、仕事もより楽しくなります。
Loomioでアドバイスプロセスを実践する
| アドバイスプロセス | Loomioでの操作 |
|---|---|
| 問題や機会に気づき、自ら行動を起こします。 | |
| 行動を提案する前に意見を求め、さまざまな視点を確かめます。 | Loomioでディスカッションを開始し、背景を共有して話し合います。回答期間を定め、投票理由を集め、参加者を明確に記録したい場合は、アドバイス提案を実施します。 |
| 受け取った助言を踏まえて決定し、助言をくれた人に伝えます。 | ディスカッションのスレッドに結論を追加します。 決定した内容を述べ、助言や意見をくれた人に感謝を伝えます。 次に何が起こるかを説明し、結論を人々に通知します。 結論は、後から決定を振り返るための重要な記録になります。 後で見つけやすいように、コンテキストを更新して結論を記載するか、タイムラインに固定するコメントに記載します。 |
Loomioでのアドバイスプロセスの例
ステップ0 - 問題や機会に気づき、自ら行動を起こす
取り組む価値のある問題や機会でしょうか。 タカシは古いパソコンに不具合を抱えており、最近のプレゼンテーション中に動かなくなりました。
決めるべきことはありますか。 パソコンを買い替える時期です。
ほかの人や組織に影響しますか。 同僚は、タカシが会議中に時間を無駄にせず、役割を十分に果たせることを望んでいます。そのため、使えるパソコンが必要だと理解しています。 機器の購入は組織の予算や購買方針にも関わり、ほかのチームメンバーとの調整が必要になる場合もあります。
ステップ1. 行動を提案する前に意見を求め、さまざまな視点を確かめる
タカシは、決める必要があることを明確にしてLoomioでディスカッションを開始します。 アドバイスプロセスを始めることを伝え、話し合いに必要な背景を共有します。

締め切りまでに定められた形式で回答を集めたい場合は、ディスカッション内でアドバイス提案を実施することもできます。
ステップ2. 話し合いを通じて助言を明確にし、深める
タカシはディスカッションのスレッドに寄せられた助言に返信し、自分の状況を説明します。さらに質問をして、助言への理解を深めます。

助言やコメントが集まるにつれ、タカシは決定への考えを固めていきます。
ステップ3. 助言を踏まえて決定し、人々に伝える
全員が助言を伝えた後、または提案が締め切られた後、タカシは決定を下して結論を示します。
結論には、何を決定し、次に何をするかを明確に記します。これは組織にとって重要な記録になります。
タカシはディスカッションのコンテキストを編集し、この結論を記載します。

または、結論をコメントに記載してスレッドに固定することもできます。そうすると、ディスカッションのタイムラインで結論が目立つ位置に表示されます。